- 2026/01/01
- Category : アルバム(催事)
本年もよろしくお願いいたします。
十返舎一九「東海道中膝栗毛』
「江戸から大阪への旅」
江戸時代の人は大変な健脚で、一日におよそ30㎞から40㎞を歩いた、と
いわれています。江戸・日本橋ー大阪高麗橋間の距離は546㎞ですから、
川止めがなければ14日から18日前後で辿りつけtらことになります。
十返舎一九の「東海道中膝栗毛」では、弥次さん喜多さんが江戸から四日市
に出るまで12日かけています。寄り道せずに大阪まで行ったとすれば、や
はり16日ほどになるでしょうか。
現代では海外で正月を過ごす人が多いのですが、江戸時代は正月のお伊勢参
りが庶民の最大のイベントでした。街道整備と「おかげ参り」ブームにより
老若男女が「抜け参り」で無計画に旅立ち、全国から人々が伊勢に殺到しま
した。とはいえ、食費、宿泊費、交通費、遊興費、お土産代など、お伊勢参
りには、なにかとお金がかかりました。仮に1 日1 万円としても2カ月で6
0万円が必要。この額は当時の庶民にとって相当な負担。そこで村ごとに伊
勢講という団体をつくり、みんなで積み立てたお金で、年ごとに籤で選ばれ
た人が代表者が参拝にいくという方法がとられました。そして指名を受けた
代表者は、村のみんなの分もお祓いを受け、お土産を、土産話とともに村へ
と戻ったのです。
了 味 茶 助
了 味 茶 助
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