- 2026/06/28
- Category : アルバム(風景)
ニュースー詐欺に注意
ニュースー多発する詐欺
カ ラ ス と キ ツ ネ
「甘いコトバにご注意を」
「甘いコトバにご注意を」
「カモ」は、なぜ人を騙す意味でこの言葉が使われるようになったか?
それは、鴨が「捕まえやすく、美味しい鳥」だったからです。
昔の人にとって「鴨は、簡単に手に入り、大きな利益が得られる存在だった」
のでした。 このことから「簡単に騙される人」「いいように使える人」から
【カモ】という意味で使われるようになりました。
「サギ」
のでした。 このことから「簡単に騙される人」「いいように使える人」から
【カモ】という意味で使われるようになりました。
「サギ」
因幡の白兎…。古くから白兎のことを「サギ」と呼ぶことがあり、ワニを騙して
海を渡ろうとした神話のウサギの行動をさして、「騙す=さぎ」と呼ばれるよう
になったという、一説があります。
海を渡ろうとした神話のウサギの行動をさして、「騙す=さぎ」と呼ばれるよう
になったという、一説があります。
「騙すつもりが騙された」
「騙すつもりが騙された」という古典的な小咄があります。
ある男、騙騙されやすい田舎者をカモにして、金品を巻き上げようと企みまし
た。男は道端でわざと高価そうな財布を落とし、物陰から様子を伺います。
案の定、通りかかった田舎者がその財布を拾いました。
た。男は道端でわざと高価そうな財布を落とし、物陰から様子を伺います。
案の定、通りかかった田舎者がその財布を拾いました。
男はすかさず駆け寄り、「おいおい、その財布は俺が今落としたものだ。半分
よこせ」と脅します。すると田舎者はニヤリと笑って、返答しました。
よこせ」と脅します。すると田舎者はニヤリと笑って、返答しました。
「何を言ってるんだい。この財布は空っぽだよ。落とした財布の中身を分ける
なんて話があるかい!」正直者が正直者でないのを騙すのだから簡単なのだ。
なんて話があるかい!」正直者が正直者でないのを騙すのだから簡単なのだ。
なりすましメールに関する注意喚起
(巧妙化する特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺、ニセ警察官詐欺や還付
金詐欺、なりすまし、などの被害が多発しています。
金詐欺、なりすまし、などの被害が多発しています。
万が一「怪しい」と思った場合は、お金を支払う前に、警察相談専用電話や
日本サイバー犯罪対策センタへ相談することが推奨されています)
日本サイバー犯罪対策センタへ相談することが推奨されています)
現在、最も件数が多い詐欺は、警察官や検察官、役所の職員などを装って、
「あなたの口座が悪用されている」「還付金がある」などと電話をかけ、言
葉巧みに現金をだまし取る「オレオレ型特殊詐欺」「ニセ警察官詐欺や還付
金詐欺」などです。
「あなたの口座が悪用されている」「還付金がある」などと電話をかけ、言
葉巧みに現金をだまし取る「オレオレ型特殊詐欺」「ニセ警察官詐欺や還付
金詐欺」などです。
「ニセ警察官詐欺」
手口: 警察官や検察官を名乗り「あなたの口座が犯罪に使われている」「逮捕
状が出ている」などと不安を煽り、現金を振り込ませたり、キャッシュカード
をだまし取ったりします。ビデオ通話で、偽の警察手帳を見せる巧妙な手口も
確認されています。
状が出ている」などと不安を煽り、現金を振り込ませたり、キャッシュカード
をだまし取ったりします。ビデオ通話で、偽の警察手帳を見せる巧妙な手口も
確認されています。
「オレオレ詐欺」
手口: 息子や孫などの親族を名乗り「会社の金を使い込んだ」「トラブルでお
金が必要になった」などと緊急性を装って現金を要求する手口です。
金が必要になった」などと緊急性を装って現金を要求する手口です。
「預貯金・キャッシュカード詐欺」
銀行協会や百貨店などの職員を名乗り「カードが不正利用されているので交換
が必要」などと嘘をついて、暗証番号を聞き出し、カードをすり替えて盗み出
します。
が必要」などと嘘をついて、暗証番号を聞き出し、カードをすり替えて盗み出
します。
「還付金詐欺」
手口: 市役所や税務署の職員を名乗り「医療費や保険料の払い戻しがある」と、
ATMへ誘導し、携帯電話で指示を出しながら、実際には犯人の口座へ送金させ
る手口です。
ATMへ誘導し、携帯電話で指示を出しながら、実際には犯人の口座へ送金させ
る手口です。
「SNS型投資・ロマンス詐欺」
SNSやマッチングアプリで知り合った相手から、架空の投資話を持ちかけられ
たり、恋愛感情や親近感を利用されて、お金をだまし取られる被害が全世代で急
増しています。
たり、恋愛感情や親近感を利用されて、お金をだまし取られる被害が全世代で急
増しています。
壺 算
落語「壺算」
引っ越して来た家にへっついが有り、横に水壺があったが、棚から布袋さんが
落ちて、水壺が割れてしまった。この際だから二荷入りの壺(大きい壺に買い
換えることになったが、兄貴分は買い物が上手いので、一緒に行ってもらうこ
とに、おうこを持って出掛けた。
落ちて、水壺が割れてしまった。この際だから二荷入りの壺(大きい壺に買い
換えることになったが、兄貴分は買い物が上手いので、一緒に行ってもらうこ
とに、おうこを持って出掛けた。
(「おうこ」=両端に物を吊るして肩に担ぐための「天秤棒」のこと)
『壺算』とは、買い物上手の男が、巧妙な計算トリックを使って、瀬戸物屋の
『壺算』とは、買い物上手の男が、巧妙な計算トリックを使って、瀬戸物屋の
店主から水壺を安く買い叩く(騙し取る)という滑稽噺です。
二人が瀬戸物町にやって来た。店に入る前に足元を見られないように注意する。
「壺はここにも裏にも並んでいるからご自由にどうぞ」と言われたが、相棒は、
着物の裾を引きずっている。
「壺はここにも裏にも並んでいるからご自由にどうぞ」と言われたが、相棒は、
着物の裾を引きずっている。
「どうした?」
「足元見られないように」
「買い物というのは帰ぇってから、あっちの方が良かったというものだから、
今よーく見ておけ」
今よーく見ておけ」
「この水壺どう見ても気に入らないよ」
「何処が気に入らないんだ」
「壺というのは、口が開いていて、底が有るから水が溜まるんで、この水瓶は
口が塞がっていて、底が開いている」
口が塞がっていて、底が開いている」
「それは壺が逆さまに置いてあるからだ」
「もしもし、お客さん店先で喧嘩なさらないように」
「頼りない男だから、嫁さんに頼まれてきた。あっさりと値段はいくらだ」
「軒並み同業者で、朝商いのこって、あんさん達のこって、せいぜい勉強して、
オマケ申して、ドンと張り込んだところが、3円50銭が1文もまかりませ
ん」
オマケ申して、ドンと張り込んだところが、3円50銭が1文もまかりませ
ん」
「途中まで負けるのかと思ったぜ。それでは『軒並み同業者で無く、朝商いで
無くて、あんさん達の事でなく、せいぜい勉強しないで、オマケせんでドン
と張り込まなかったら』、これはいくらなんだ」
無くて、あんさん達の事でなく、せいぜい勉強しないで、オマケせんでドン
と張り込まなかったら』、これはいくらなんだ」
「3円50銭です」
「同じじゃねぇか。50銭は負けなさいよ」
「それは手荒い」
「おうこまで持ってきているんだ。外に頼んで運んでもらったら、余計に金が
掛かるだろ。そこを考えてみなよ。その上、長屋に帰ったら長屋中に、ここ
で水壺は、買いなさいと宣伝してやるぜ」
掛かるだろ。そこを考えてみなよ。その上、長屋に帰ったら長屋中に、ここ
で水壺は、買いなさいと宣伝してやるぜ」
「あんさんは買い物が上手い。では3円で…良いです」
連れに3円出させて、差し担いにして担ぎ出したが、相棒は、二荷入りの壺を
買わなければ嫁さんに怒られるという。
買わなければ嫁さんに怒られるという。
「グルッと回れば二荷入りの壺になる」
と兄貴は言い、先程の店に戻ってきた。
まんまとおうこで壺を担いで帰る兄貴と相棒
「覚えていてくれたな。2荷入りの壺が欲しかったんだ。良いかい。では2荷
入りの壺を持って帰れるように縄を掛けておいてくれ。ところでいくらだ」
「1かいりの壺が3円50銭で倍の7円になり…あんさんは買い物が上手いな。
6円でようございます」
「分かりやすくてイイ。ところでさっき3円渡したな」
「ここにまだ置いたままになっています」
「で、この1荷入りの壺下取りしてくれるな。いくらで下取りしてくれるな」
番頭一瞬聞き間違えたのかと思って聞き直した。
「だから、この壺をいくらで下取りしてくれるな」
「さ…3円です」
「そこの現金とこの下取りした3円で、持って帰って良いな」
「…もう一度言ってもらえますか」
「ちゃんと聞いてろよ。そこに置いてある3円と、下取りした壺3円で6円だ。
2荷入りの壺が6円だから持って帰っても良いな。分からんか」
「分かりました。どうぞお持ち帰り下さい」
相棒は分かったので可笑しくてしょうがない。荷を担いでも笑っている。
「逃げるように早く行け」。
番頭気が付いたのか呼び戻した。
「どうも、3円しか無いんですが」
「お前、この1荷入りの壺を下取りしてくれるんじゃ無かったのか」
番頭、手元の現金と壺をみて
「1荷入りの壺を入れるのを忘れていました。どうぞお持ち帰り下さい」。
「どうも、3円しか無いんですが」
「お前、この1荷入りの壺を下取りしてくれるんじゃ無かったのか」
番頭、手元の現金と壺をみて
「1荷入りの壺を入れるのを忘れていました。どうぞお持ち帰り下さい」。
担ぎ出すと番頭、また戻ってくれと呼び戻した。
「どう考えても勘定が足りません」、
「おい、店を出ると、勘定が足らん、金が無いと言うのでは、我々が盗んでいる
ようなもんだ」
ようなもんだ」
「どうしても勘定が合わないんです」、
「それだったらソロバンを持って来な」、
「持ってきましがどの様に…」
「まず3円支払ったな、それを入れろ。その次に1荷入りの壺の3円を入れて
みろ。6円になるだろう」
みろ。6円になるだろう」
「あとの3円を入れて良いものかどうか」
「引き取るんだろう。だったら入れんかい。見ろ6円になるだろう」
何回やっても6円になるが、銭が足らない。
何回やっても6円になるが、銭が足らない。
丁稚に大きいソロバンを持って来させた。大きいソロバンでも答えは同じ。
「6円だろう」
「あんさんが、ゴチャゴチャ言うから分からなくなるんです」
店先で別のお客さんが値段の交渉を始めたが、ゴチャゴチャ言うんだったら
売らない」
と客を追い返した。
売らない」
と客を追い返した。
「3円と3円で6円のことぐらい分からんのか」
「忠助さんはいないのか。出掛けているのか。一番大変なときに。
忠助さんが一番ソロバンが上手いのに」
まだ大きなソロバンで3+3=6の計算をしている。
「私も長い間商いをしていますけれど、こんなややっこしい壺は初めてです」、
「そうじゃろう。そこがこちらの思う壺だ」。
カラスとキツネ
「賢いキツネと見栄っ張りのカラスの物語」
美味しそうなチーズを手に入れたカラス。そこへお腹を空かせたキツネがやっ
てきて、甘いコトバでカラスをほめちぎります。
てきて、甘いコトバでカラスをほめちぎります。
ある日のこと。カラスがおいしそうなチーズの塊を見つけて、ゆっくり食べよ
うと木の枝にとまりました。そこへ一匹のキツネが通りかかりました。
キツネは、カラスのくちばしにあるごちそうを見つけると、お腹が グゥ〜 と
鳴りました。木の上までは手が届かないとわかっていたので、キツネは持ち前の
賢い頭を使って、ある作戦を思いつきました。
うと木の枝にとまりました。そこへ一匹のキツネが通りかかりました。
キツネは、カラスのくちばしにあるごちそうを見つけると、お腹が グゥ〜 と
鳴りました。木の上までは手が届かないとわかっていたので、キツネは持ち前の
賢い頭を使って、ある作戦を思いつきました。
キツネは木の上を見上げて、優しく甘い声で話しかけました。
「おはようございます、カラスさん。あなたの羽は、なんてキラキラして美しい
んでしょう!こんなに立派で上品な羽、今まで見たことがありませんよ」
んでしょう!こんなに立派で上品な羽、今まで見たことがありませんよ」
突然ほめられたカラスはびっくりして、少し首をかしげました。
キツネはさらに言葉を続けます。
キツネはさらに言葉を続けます。
「その美しい姿と同じくらい、きっと声も素晴らしいのでしょうね。
森の中で一番素敵なあなたのお歌を、どうか私に聞かせてくれませんか?」
それを聞いたカラスは、すっかり得意顔になりました。
自分の素晴らしい歌声を自慢したくてたまりません。カラスが一番の大きな声で
カーッ! と鳴こうとくちばしを開いたその瞬間……。
自分の素晴らしい歌声を自慢したくてたまりません。カラスが一番の大きな声で
カーッ! と鳴こうとくちばしを開いたその瞬間……。
くわえていたチーズが ポロリ と落ちてしまいました。キツネは地面に落ちる前に、
それを パクリ とくわえ取りました。
それを パクリ とくわえ取りました。
イソップの寓話より、言葉の裏にある本当の気持ちに気づくことの大切さを教えて
くれる、古くから伝わるお話しでした。
くれる、古くから伝わるお話しでした。
PR




